民進党は１１日夕、第５回オープンフォーラム「近現代史研究会」（座長・藤井裕久顧問）を国会内で開いた。奈良岡聰智氏（京都大学大学院法学研究科教授）を講師に迎え、「浜口雄幸と二大政党政治」と題する講演を受け、意見交換を行った。
※講演の詳細は後日公開する速記録をご覧ください。
■奈良岡聰智氏 プロフィール
１９７５（昭和５０）年 青森県生
１９９９（平成１１）年 京都大学法学部卒業
２００４（平成１６）年 京都大学大学院法学研究科修了 博士（法学）を取得
同年 京都大学大学院法学研究科助教授
２０１４（平成２６）年～ 同教授
２０１１～１２（平成２３～２４）年、２０１５～１６（平成２７～２８）年 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員研究員
■専攻
日本政治外交史
■主な研究テーマ
大正時代の政党政治、第一次世界大戦期の日本外交など
■主著
- 「加藤高明と政党政治――二大政党制への道」（山川出版社、２００６年）
- 「『八月の砲声』を聞いた日本人――第一次世界大戦と植村尚清『ドイツ幽閉記』」（千倉書房、２０１３年）
- 「対華二十一ヵ条要求とは何だったのか―第一次世界大戦と日中対立の原点」（名古屋大学出版会、２０１５年）
- 「ハンドブック近代日本外交史 黒船来航から占領期まで」（簑原俊洋と共編著、ミネルヴァ書房、２０１５年）