大島敦幹事長は25日午後、定例の記者会見を国会内で開き、衆院の解散等について発言した。

 大島幹事長は、「今日の18時に安倍総理が記者会見で、衆院を解散する意向を表明すると聞いている。しかし安倍総理は8月3日の記者会見で、森友学園や加計学園問題に謙虚に、丁寧に説明していくと述べていたが、一切の説明のないままの解散となる」と批判した。また大島幹事長は、北朝鮮に対する非難決議案を行わないまま解散となる可能性があることに言及し、「もし行わないとすれば、今回の解散は本当に大義のない解散だ。解散は受けて立つが、解散をするのであれば、所信表明、代表質問、衆参の予算委員会、党首討論などを行ったうえで、政府・与党の考え、各党の考えをしっかりと明らかにし、国民の理解を深めた上で解散をすることが常道だ」と話し、説明責任を果たさないままに解散する安倍総理の姿勢を批判した。