民進党籍を持つ衆院議員の所属する会派「無所属の会」と立憲、希望、共産、自由、社民各党の国会対策委員長が8日午前、国会内で会談し、政府・与党が求めている野党への質問時間配分の削減等について協議した。会談の結果、野党の質問時間を削らずに今まで通り野党8、与党2の割合での時間配分を求めていくことで一致した。

 無所属の会の福田昭夫国会対策委員長は会談終了後の記者会見で、「予算にしても法案にしても与党の人たちは予算を編成するまでの間、法案も提出するまでの間に十分議論できる。ところが野党はできたものを見せてもらうから、与党の人たちの役割と野党の役割は全く違う。8対2で野党に質問時間を与えるのは当たり前の話だ」と語った。