民進党の増子輝彦幹事長は24日午後、国会内で希望の党の古川元久幹事長と会談した。

 会談後に記者の求めに応じてコメントした増子幹事長は、「古川・希望の党幹事長とこの幹事長の協議の場を随時開催していこうということで一致した。重要案件があれば毎日でもやろうということで、随時行っていこうということで合意した。地方組織については私どもが総支部・都道府県連を存続することを決めたので、そのことをお伝えし、希望の党で、かつて私どもの党にいた方々が新しい総支部を立ち上げることについてはどうぞしてくださいと伝え、できれば12月15日までに閉めて報告していただきたいと申し上げ、そのことも了解いただいた」と語った。

 増子幹事長はまた、「議連についてはできれば立憲・希望・民進の3党でやりたいところだが、希望と民進はすべての議連について一緒にやっていくことで合意したので、立憲にも一緒にやっていただくことで働きかけをする」「国会対策等も来年の通常国会に向けて(3党が)ばらばらでは自公政権の思う壺なので、しっかりと協力していく努力をしようと合意したので、大塚代表の言葉の通り『友党』の関係をしっかりと築き上げながら、国会対策、議連、これからのさまざまな問題について率直に意見交換していくということで、和やかななかに信頼関係を構築できる状況にあった」と会談を振り返った。