民進・希望の両党は23日、福井県等で起きた豪雪災害による被害状況の視察のため合同で福井市の被害現場等を訪問した(写真上は西川知事から要望書を受け取る増子幹事長)。

県から今回の雪害の被害状況の説明を聞く

県から今回の雪害の被害状況の説明を聞く


 視察団は、まず福井県庁を訪れ、西川知事から要望書を受け取るとともに意見交換を行った。増子輝彦幹事長は冒頭のあいさつの中で「今回の視察は、目と心と体で被害状況を確かめるために行った。亡くなった方にお悔やみを申し上げるとともに、自衛隊の方々をはじめとする関係者各位の努力に感謝したい。また、被災者の方々のために全力を尽くすとともに、二度と同じようなことが起こらないよう福井県と連携して対応したい」と述べた。

 福井県からは、国道8号線の交通滞留、除雪計画等の見直し、農業や中小企業の被害に対する財政支援、公共交通機関の対策強化などについての要望を受けるとともに、現状の被害状況についての説明を聞いた。

 その後、河川敷の雪捨て場、農業用ビニールハウス倒壊現場、国道8号線の交通滞留現場等を視察し、国土交通省や福井県の担当者、実際に被害を受けた農業者らから話を聞いた。

 視察団には、増子幹事長の他、民進党から草津白根山噴火・豪雪対策本部の浜口誠事務局長=参院議員、辻一憲県議、山本正雄県議、希望の党から小宮山泰子衆院議員、斉木武志衆院議員が参加した。

雪捨て場の様子を視察

雪捨て場の様子を視察

農業用ビニールハウスへの被害現場を視察

農業用ビニールハウスへの被害現場を視察