民進、立憲、希望、共産、自由、社民の野党6党の幹事長・書記局長、国会対策委員長が27日に国会内で会談した。

 野党6党は会談終了後に共同で記者会見を開き、再度の与野党幹事長会談を求め、裁量労働制に関して再調査を強く求めることで一致したことを明かした。その理由として、(1)昨日の与野党幹事長会談で、野党6党が求めてきた裁量労働制に関わるデータの再調査や法案の内容について明らかにならない回答が返ってきており、さらなる説明と議論が必要なこと(2)データの不備がさらに明らかになり政府がデータを精査していると言うに値しないこと(3)裁量労働制に関する法案について与党の姿勢が明確になっていないこと――等を挙げた。

 佐川国税庁長官、安倍昭恵総理夫人、加計孝太郎氏の証人喚問も引き続き求めていくことで一致した。