民主・維新両党の合流に向けて新しい党名について議論している「党名検討チーム」は7日夕、第3回目の会合を国会内で開いた(寄せられた党名案の集計資料やファックスの束を前に会合に臨む民主党の福山哲郎参院議員、赤松広隆最高顧問、維新の党の江田憲司前代表、柿沢未途衆院議員=右から)。

 会合終了後の記者会見で4日から6日までインターネットやファックスで実施した党名案募集の結果を発表した。応募総数は1万9933件で、内訳はインターネットが1万8728件、ファックスが民主党995件、維新の党が210件。男女比は男性87%、女性13%。年齢別では多い順から40代22.5%、50代17.8%、30代17.0%、60代13.3%。都道府県別では東京都21.3%、神奈川県8.8%、北海道5.7%、埼玉県5.4%となった。

 赤松最高顧問は「たいへんな反響をいただき、熱心な書き込みがたくさんあった」と応募に謝意を示し、さまざまな党名案が寄せられたことを明らかにした。維新の党の江田憲司前代表も「想定以上のご応募をいただいた」と語った。

 8日に開催予定の新党協議会に党名募集の結果や今後の進め方等について中間報告するとともに、9日に同検討チーム第4回会合を開き、今回の応募案等も参考にしながら両党それぞれで絞り込んだ案を持ち寄り、協議することとした。