枝野幸男幹事長は24日、同日投開票された衆院京都3区、北海道5区補欠選挙の結果を受けて、党本部で記者団の取材に応じた。

 枝野幹事長は冒頭、「泉候補、池田候補に対し、大変幅広い多くの皆さんにご支援いただいたことに、まず感謝申し上げたい」と述べた上で、それぞれの選挙結果についてコメントした。

 党公認の泉ケンタ候補が圧勝した京都3区補選については、「(民進党が)関西地域でも十分戦える、反転攻勢できる、という結果だったのではないか」と述べた。

 党推薦の池田まき候補が大接戦の末に惜敗した北海道5区補選については、「大変残念な結果だが、補選になることが決まった時の状況、候補者の擁立が遅れた経緯等を考えると、幅広い市民の皆さんにご支援いただく中で、接戦まで持ち込むことができたことは、次に向けて大きな一歩になったのではないか」「安倍政治に不信と不安を持っている方々を糾合して戦っていくことが重要だ。戦略的には今回のやり方は正しかったと思っており、戦術レベルのところでさらにブラッシュアップできることがないか、参院選やダブル選に向けて検証していきたい」と述べた。