安住淳国会対策委員長は9日、自民党の佐藤国対委員長と国会内で会談し、今後の国会運営について協議した。

 会談終了後、安住国対委員長は記者団の取材に応じた。安住国対委員長によると、自民党から、来週16日(月)に熊本・大分の震災対応に関する補正予算について衆院予算委員会で審議を行い、同日中に衆院で採決したいとの提案があり、民進党としては補正予算が真に震災対応に限定されたものであるかどうかを精査することを前提に、この審議日程に協力することを承諾したという。

 一方、安住国対委員長からは18日(水)に党首討論を行うことを提案し、自民党側の了解を得たという。党首討論は昨年6月以来行われておらず、来週行われれば11カ月ぶりとなる。安住国対委員長は記者団に、「党首討論は通常であれば月1回開催することになっているが、なかなかできない。国民の皆さんが見て見応えのある党首討論になることを期待する」と述べた。

 また、6月1日までの今国会の会期については自民党から「現時点では会期延長の予定はない」との話があったとし、その前提で法案審議の日程を整理する考えを示した。