日本郵政グループ労働組合(以下JP労組)の第9回定期全国大会が6月1、2の両日、神戸市内で開かれ、枝野幸男幹事長が2日、来賓として出席しあいさつした。

 あいさつの中で、3月に民進党へと党名が変わったことについて、「日頃からご支援をいただいている皆様には何かとご迷惑をお掛けした」としながらも理解を求めた。

 また前日に安倍総理が二度目の消費税10%増税先送りを正式表明したことについては、一定の理解は示しながら、それを「新しい判断」としたのは「国民に約束したことをなかったことにする、政治の劣化だ」と、その手法に強く異論を唱えた。

 さらに「幹事長として全国を回り、地方の過疎化・高齢化等を目の当たりにする中で、全国津々浦々、地域に根を張る郵便局が地域の支えになっていると痛感する。郵政事業に携わる方々が安心して働ける環境をつくることは、政治の大きな役割だ」と述べ、「そのためにもJP労組の組織内議員である難波奨二参院議員を再び国政に送って欲しい」と支援を求めた。

 大会にはJP労組の組織内議員でもある赤松広隆、奥野総一郎両衆院議員も出席した。

日本郵政グループ労働組合「第9回定期全国大会」

日本郵政グループ労働組合「第9回定期全国大会」