JR連合「第25回定期大会」

 日本鉄道労働組合連合会(以下、JR連合)が14日都内で開催した「第25回定期大会」に、党常任幹事で東京都連会長の松原仁衆院議員が連帯のあいさつを行った。

 大会の冒頭あいさつに立ったJR連合の松岡裕次会長は、まず熊本県を中心とする地震で被災された方々へのお見舞いを述べた後、復旧が必要なJR九州支援の要請活動をすると報告した。次にJR連合として取り組むべき課題に安全問題、民主化闘争、交通政策、労働政策、政治課題の5点をあげて考え方を提起した。最後に7月の参院議員選挙について、「JR産業は国鉄時代から政治と密接な関係にあり、自らの政策・組織課題を解決するうえでも政治は必要不可欠」とし、「JR連合組合員が選挙権を行使することを各級機関が徹底することをお願いしたい」と述べた。その上で連合・JR連合が推薦する候補予定者全員の必勝に向けて「JR連合一丸となって選挙戦を闘っていこう」と決意表明した。

松原仁常任幹事・東京都連会長

松原仁常任幹事・東京都連会長

 党代表として出席した松原議員は、「JR連合第25回定期大会のご盛会をお祝いするとともに、日頃からのご支援ご協力に感謝申し上げる」と御礼を述べた後、「安倍政権は百害あって一利なしだ」「今度の参院選で是が非でも暴走政権を止めなければならない。私ども民進党は全力で戦うので、ご支援ご協力をお願い申し上げる」との力強いあいさつを行った。

 同大会には、JR連合国会議員懇談会から会長の髙木義明衆院議員をはじめ、榛葉賀津也参院議員、岸本周平・辻元清美両衆院議員も出席した。