岡田克也代表は30日午後、遊説先の秋田市で記者の取材に応じた。

 秋田県選挙区に党公認で立候補している松浦ダイゴ候補については、「しっかりと実績を残している人。この選挙でなんとか当選して、もう一度戻ってきてほしい」と期待感を表明した。

 自民党安倍総裁宛に岡田代表名で発出した参院選の重要争点に関する公開質問状への返答はあったのかとの問いには、「あったらしい。しかし実質的な中身についての返答はなかった。拒否回答だ。関係ないことばかりあげつらっている。自民党もここまで落ちたか。党として出したものに対して、いい加減に返してくるということは非礼だ。そこまでして逃げたいのか」と怒りをあらわにし、回答をよく見て対応を考えたい旨答えた。

 集団的自衛権行使を容認する閣議決定から7月1日で2年になることへの感想を求められ、「これからも国民に説明していくと言って押し切ったが、全く説明がない。議会制民主主義を否定するやり方に、国民の皆さんももっと危機感を持ってほしい」と述べた。

岡田克也代表