江田憲司代表代行は7日、甲府市内で開かれた演説会に出席し、宮沢ゆか候補への支援を訴えた。

江田憲司代表代行

宮沢ゆか候補への支援を訴える江田憲司代表代行

宮沢ゆか候補への支援を訴える江田憲司代表代行

 江田代表代行はあいさつで、「安倍政権は歴代自民党政権と比べても異常なことをやっている政権だ。安倍政権に対する危機意識が必要だ」「安倍さんは『民共は野合だ』と批判するが、彼は憲法を知らない。何のために参院があり二院制なのか。衆院の暴走をチェックするための良識の府が必要だからだ。安倍政権が暴走しているから、この暴走をストップ、チェックするというのは憲法上の要請であって、何ら批判される筋合いはない」と語気を強めた。また、自民党が1994年、当時の社会党の村山委員長を総理に擁立して政権に復帰したことを引き合いに出して、「社会党と組んでまでなりふり構わず政権復帰をしたあなたには言われたくない」と安倍総理を批判した。

宮沢ゆか候補

一人ひとりに丁寧に語りかける宮沢ゆか候補

一人ひとりに丁寧に語りかける宮沢ゆか候補

 宮沢ゆか候補は、「私は、平和と子どもをこよなく愛する野党統一候補の宮沢ゆかでございます」とあいさつし、長年取り組んできた子育て支援事業や介護・福祉などの話をした。また立候補を表明してから親戚がとても増えたというエピソードを話し、「山梨はとても不思議なところで、3人たどると絶対つながる。だから山梨では日本が失っていた大家族や、地域の子育て共同体や、支え合いの共同体を再現できると思う。その話をしたら、東京にいる友だちが、「私の親戚が山梨にいるから私も家族に入れて下さい」と言ってくれた。この山梨で、子どもも高齢者も一人ひとりが大切にされて、そして未来をちゃんと作っていける。そんなまちづくり、国作りをしていきたい」と参加者に優しく語りかけた。