民進、共産、生活、社民の野党4党の幹事長・書記局長は26日午後国会内で会談し、参院選後の各会派の国会内での構成について協議した。

 会談終了後、記者団から会談内容を問われた枝野幸男幹事長は、「参院選で当選した無所属候補の皆さんなどについて確認させてもらった。山形県の舟山康江さんは、党籍は当面無所属で、民進党・新緑風会の会派に入ることを確認した。社民党と生活の党が参院で統一会派を組み、岩手県の木戸口英司さんは生活の党に入党してその統一会派に入る。新潟の森裕子さんは当面無所属で活動する。沖縄の伊波洋一さんは同じく沖縄県選出の糸数慶子さんと2人で会派をつくるということを確認した」と答えた。

 今後の4党の協力について枝野幹事長は、「この後わが党は代表選を控えているが、参院選前に4党間で合意・確認したことについては、引き続き尊重して協力してやっていく。特に選挙については、範囲についてはいろいろあるが、出来うる限りの範囲で協力してやっていく」と述べた。

 都知事選については、「スタートの遅れもあり、厳しい選挙戦になっているが、4党で一致して1人の候補を推し、しかも幅広い輪が広がっていることは良かったことではないか。出遅れを取り返せるように出来ることをやって行こうということで一致した」と述べた。