大畠章宏副代表は7月21日、日本化学エネルギー産業労働組合連合会(JEC連合)が横浜市内で開いた第15回定期大会に来賓として出席し、党を代表してあいさつした。

大畠副代表

大畠副代表

 大畠副代表は「7月10日投開票の参院議員選挙では、働く仲間を国会に送ろうという皆様方の熱い思いのおかげで、JEC連合推薦4人の候補者のうち、藤末健三さん、矢田わか子さん、小林正夫さんの3人が当選することができた。本当に感謝申し上げる」と謝辞を述べ、初代連合会長の山岸章さんの言葉を借りて「額に汗して働く人のための政治を実現するために引き続き民進党にご支援いただきたい」とあいさつした。「参院選中はアベノミクスが行き詰っているのも安倍政権の暴走ぶりも目に余るが、かといって民進党の政策が全く見えてこない、というご意見を多々いただいた」と報告し、「近く行われるであろう衆議院選挙までには明るく明確な政策をしっかり発信できるよう努めたい」と力強く語った。

 JEC連合の永芳栄始会長はあいさつで「われわれの支援した民進党は選挙前の47議席から15議席減らし32議席の獲得にとどまり、与党の過半数を許した。民主党は3月に維新の党と合流し、民進党を結成したが政策や党名の浸透に立ち遅れ、1強政治からの脱却を求める国民の思いを受け止める受け皿になり得なかった」と指摘した。また今大会をもって永芳会長は退任し、平川純二新会長が就任した。

 同大会にはJEC連合政策フォ-ラム代表幹事でもある柚木道義衆院議員も出席した。