野田佳彦幹事長は９月２８日、都内で開かれた２０１６全国高齢者集会に出席し、連帯のあいさつを行った。本集会は、連合の退職者組織で構成する「日本退職者連合」などが中心となって毎年９月下旬に開催しているもの。
野田幹事長は冒頭、先の参院選での全国各地での支援への謝意を述べた後、１０月の衆院東京１０区と福岡６区での補欠選挙、そう遠くない時期に予想される解散総選挙を見据え、「もう一度政権を担えるよう全力をあげることをお誓い申し上げるとともに、退職者連合をはじめ皆さま方からのより一層のご支援をお願いする」と述べた。
そして、安倍政権が進める政治に対し、「社会保障の安心・充実は民進党政策の一番の柱であり、皆さんの不安解消のため全力を尽くす」として、「何歳になっても老後に不安を抱える国ではいけない。そうした不安をなくして日本に生まれて良かった、長生きして良かったと思える国にすることが民進党の使命だと思っている」と述べ、「そのためにも年金・医療・介護を支える現役世代、若年世代が抱える不安＝子育て・教育・雇用などの不安解消のため、『人への投資』こそ大事であり、民進党は全力で取り組む」と力強く表明した。