意見交換

 蓮舫代表は17日午後、「前から一度来たかった」という東京・中央区日本橋兜町にある株式会社東京証券取引所(東証)を訪れて視察した。取引所の役員らと意見交換した後、同所内にある情報提供スペース東証Arrows等の施設を見学した。東証Arrowsは、投資家へのリアルタイムの市場情報の提供と、上場企業に対する的確な情報開示をサポートする場となっている。

東証所内を見学

 視察後蓮舫代表は記者団に対し、「最近の市場にはGPIF(年金積立金管理運用行政法人)や日銀から不動産投資など公的マネーが投入されていることについて率直に意見交換をさせていただいた。これからの私たちの金融財政政策に反映させていきたい。とても勉強になった」などとコメント。アベノミクスの対案になるヒントは得られたかの質問には、「アベノミクスへの対案は難しい。安倍総理の経済施策は過度に金融政策に迎合しており、その結果この4年間で景気が良くなったかというと残念ながら金融政策だけでは実体経済は動かないということが分かった。金融政策、財政出動から成長戦略や人への投資、財源を教育や社会保障に振り分けていった方が経済政策として意味があるとあらためて実感した」と述べた。

 野党3党推薦の米山隆一候補が与党の推薦候補を破った新潟県知事選挙の結果については、「米山さんには昨夜、私からも『おめでとうございました』と電話でお伝えした。もともと米山さんは民進党の衆院の候補予定者だったが、今回は立候補された時からオール新潟、さまざまな人たちからの支援を受けて戦ってこられ、私たちはオール新潟の声を受けて応援をしたきた。これからは県民に寄り添う形で、県民の今回の思いを受け止めた県政をしていただきたい」と期待を寄せた。

 天皇陛下の「生前退位」などを議論する有識者会議の初会合が同日開かれることには、「政府が設置した会議体でどのような議論がどのように行われていくかは注視していきたい」としたうえで、民進党としては「長浜博行参院議員を委員長とする皇位検討委員会で静かな議論を進めていきたい」と述べた。

 視察にはネクスト財務・金融大臣の大塚耕平参院議員、同副大臣の木内孝胤衆院議員、柿沢未途役員室長が同行した。

記念撮影