蓮舫代表は7日午前、来日中のペーター・マウラー赤十字国際委員会総裁と党本部で会談した。

 蓮舫代表が訪問を歓迎する旨あいさつすると、マウラー総裁は謝辞を述べた上で、来日の目的等について説明した。蓮舫代表は、赤十字国際委員会が果たしている役割とODAを通じた支援の重要性について触れ、「野党でありながら何ができるのか考えている」と応じた。また、核兵器廃絶に向けた基本的な党の姿勢などについて議論が及んだ。

 同席した藤田幸久ネクスト外務大臣からは前身の旧民主党時代も、党としてハイチ等へ人道援助調査団を派遣してきたこと、赤十字議定書改定や対人地雷禁止に向けた党の活動が超党派の動きにつながっていったことなどを紹介した。

 また、双方は、紛争地域にも入り込んでいる赤十字国際委員会の情報が大変重要であるという認識でも一致した。