11月8日、全国離島振興市町村議会議長会第35回全国大会が東京都内で開催され、党を代表して松原仁団体交流筆頭副委員長があいさつした。

松原仁団体交流副委員長

松原仁団体交流副委員長

 松原筆頭副委員長は「技術進歩により『領海12海里』時代から『排他的経済水域200海里』時代にシフトした。民進党も近隣諸国との『国境』を意識した政策を練っていく必要がある」とした。その上で「離島振興は国益に資するが、当然若い人の力が欠かせない。企業もしかりだが、若者が参入したいと思うような魅力が必要」と述べ、(生活必需品に係る税率が低い)フランスのコルシカ島等の例を挙げ、「大胆な発想で政治に声をあげていただきたい」とあいさつした。

 全国離島振興市町村議会議長会は1982年に離島の振興発展を図ることを目的に組織され、会長は荒尾正登長崎県五島市議会議長。会員数は96市町村議会議長(30市、66町村)。