民進、共産、自由、社民の野党4党の政策責任者が17日午後、国会内で会談し、後半国会の重要課題などについて政策協議を行った。民進党から大串博志政務調査会長、共産党から小池晃書記局長(政策委員会責任者)、自由党から山本太郎政策審議会長、社民党から吉川元・政策審議会長が出席した。

 意見交換の結果、(1)参院特別委員会でのTPP承認案と関連法案の徹底審議(2)年金カット法案の成立阻止(3)南スーダンPKOに派遣される陸上自衛隊の部隊への駆けつけ警護任務付与への反対(4)電通問題等を踏まえて政府提出の残業代ゼロ法案の断固反対と野党提出の長時間労働規制法案の早期成立――の4点について後半国会の重要課題とすること、また、その他重要な政策課題があった場合にも適宜適切に会議を開いて政策責任者間で政策面の連絡・調整を行うことを確認した。