長妻昭常任幹事が「教職員定数の改善を求める院内集会」で連帯あいさつ

 長妻昭常任幹事は17日、日本教職員組合(以下、日教組)が国会内で開いた「教職員定数の改善を求める院内集会」に出席し、連帯のあいさつをした。

 前日の日教組臨時大会で新委員長に泉雄一郎氏が選出されたことへの祝意と参加した教職員の教育への奮闘に敬意を表した後、「教職員定数の改善は、わが国の教育予算が先進国で最低レベルなのが根本問題。少なくとも先進国並みに引き上げるべき」と述べ、教職員定数改善を含むいわゆる義務標準法改正案について「昨日の衆院本会議で可決、参院に送付された。何としても成立させないといけないし、教職員の長時間勤務が常態化している問題を改善しないといけない」と決意を表した。

 また「時間外労働の上限規制に公立学校の教員含む地方公務員が含まれないとのことで最も大きな穴が開いていると言わざるを得ない。ゆとりをもって仕事にあたるべき教職員が忙しすぎるのでは、子どもたちにきちんと教育できるのかと、政府に対しきちんとした提言、要請を行っていきたい」と述べた。

 集会には、日教組組織内の神本美恵子・斎藤嘉隆・那谷屋正義の各参院議員も出席し、あいさつした。