山尾志桜里国民運動局長は2月28日、奨学金問題対策会議と労働者福祉中央協議会が国会内で開いた「奨学金制度の拡充を求める2・28院内集会」に出席し、連帯のあいさつをした。

 山尾国民運動局長は、来年度予算に給付型奨学金制度の創設が一部盛り込まれたことに触れ、「この問題に取り組まれてきたすべての皆様のご尽力の賜物だ。本日は与野党問わず各党が集い、まずは給付型奨学金の第一歩を確かなものにし、これから第二歩・三歩と踏み出していく集会にしていけたらいい」と述べた。もう一つの意義として、「昨年は18歳選挙権がスタートとし、これをきっかけに全国各地の集会で若い人たちが声を上げるようになってきた。学業とアルバイトで一杯いっぱいの中、多くの若者が奨学金問題で声を上げ、国会にも声を届けてくれた。そういう若い人の声が社会や政治を動かし、予算という形で実った。こうした成功体験を自分のものにしてこれからも道を歩んでほしいと思うし、若者の期待に応えられるような政治を私たちみんなで手をつないで頑張っていきたいし、これから先が大事だ。」と決意を表した。

 本集会には、多くの民進党議員や秘書も参加した。

「奨学金制度の拡充を求める2.28院内集会」

「奨学金制度の拡充を求める2.28院内集会」