民進党安全保障調査会長 岡田 克也

 北朝鮮が本日午前、弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射し、我が国のEEZ内に落下した。累次の国連決議に明白に違反し、断じて容認できない挑発行為である。改めて北朝鮮に対し厳重に抗議し、強く非難する。

 今回の弾道ミサイルは約40分間飛翔したという。北朝鮮のミサイル開発が更に進展した可能性が高い。政府は分析を急ぎ、速やかに情報開示すべきである。

 また、日米韓の緊密な連携を図りつつ、中国をはじめとする関係国への働きかけを一層強め、北朝鮮への制裁の実効性をより高めていく必要がある。今週末のG20サミットにおいても、北朝鮮に対する国際社会の結束した対応を示すとともに、日米韓はもとより、日中首脳間でも緊密なコミュニケーションを図ることが極めて重要である。

以上