野田佳彦幹事長は15日、結成70周年を迎えた日本教職員組合(以下、日教組)が東京都内で開いた第106回定期大会に民進党を代表して出席し、あいさつを行った。

 野田幹事長は冒頭、福岡・大分を中心とした九州豪雨災害で被害にあわれた方々へのお見舞いと、蓮舫代表が同日現地に視察に行っているため大会に出席できない旨を報告した。

 また先の都議選に対する支援と協力に感謝の意を述べ、「しかし民進党は都民の受け皿になり得なかった。しっかりと総括をまとめ、政権を担える政党として前進できるよう、取り組んでいきたい」と決意を述べた。

 そして「日教組の多様な価値を認め合いながら『共に学び共に生きる』共生社会の実現は、私たちが綱領に掲げる理念である『自由』『共生』『未来への責任』と合致する。それを踏まえ、われわれは教育の無償化法案を先の国会で提出した。またそれにとどまらず就学前教育や学校給食の無償化など、より拡充をしていきたい」とあいさつした。