党加計学園疑惑調査チーム(共同座長=桜井充参院議員、今井雅人衆院議員)は2日午後、国会内で会合を開いた。

 「昨年11月18日のパブリックコメントにある2018年4月開学という獣医学部開設の条件がどのように決まったか」「2018年4月開学という日程感について加計学園と内閣府ですり合わせがなかったのか」などについてあらためて質問。内閣府・文部科学省の担当者は従来の回答に終始し、新たな回答はなかった。

 山井和則国対委員長は、今回の内閣改造について「加計疑惑隠しの内閣改造」と指摘。今週中に自民党の新しい国対委員長と会談し、臨時国会の開催を要求するとともに、加計問題の集中審議を求めることを表明。さらに新しい文科大臣と規制改革担当大臣が就任したのち、この会合に出席要請し、加計問題についての見解を確認する必要があると述べた。

 福山哲郎幹事長代理は、従来、大学設置の可否を審査する文科省の大学設置・学校法人審議会(設置審)の審議が内規で非開示で行われていることについて、一定の理解を示した上で、「国民から疑問が投げられていて、国会の答弁も2転3転しており、いまだに何も明るみになっていない状況。このまま設置審の審議内容が非開示のまま認可という結論だけが出たら国民は文科行政が信じられなくなる」と述べ、加計学園グループ・岡山理科大学の獣医学部の申請について公開するよう求めた。

 桜井座長は、山本幸三規制改革担当大臣が以前、「加計学園は東大や北大よりも上」と答弁していたにも関わらず、大学自らが「ワンランク上の大学、国公立大学にチャレンジすることも可能」と宣伝していると指摘。設置審での審議でこうしたことも加味するよう求めた。また玉木雄一郎幹事長代理は、大学のこうした文言が国家戦略特区の目的に合致するのか確認するよう求めた。

 玉木幹事長代理はまた、国家戦略特区諮問会議では、中立性を担保する観点から直接の利害関係者の審議不参加の規定があるが、加戸前愛媛県知事が分科会メンバーであると指摘。分科会から利害関係者を排除する運営規定がないのか次回の会合までに回答するよう求めた。