民進党政務調査会長 階猛 

 本日午前6時57分頃、北朝鮮は北海道上空を通過する弾道ミサイルを再び発射 し、ミサイルは襟裳岬の東、約2000Kmの太平洋上に落下した。我が国の上空を通 過するミサイル発射という暴挙が繰り返されたことは、我が国および地域の平和 と安全を著しく損なう極めて深刻な脅威であり、断じて容認できない。北朝鮮に対し、厳重に抗議し、強く非難する。

 今回の弾道ミサイル発射は、累次の国連安保理決議に明白に違反している。の みならず、11日には北朝鮮に対する新たな安保理決議が全会一致で早期に採択さ れており、国際社会全体による強固な意志表明に対する重大な挑戦である。北朝 鮮に対する厳しい経済制裁を、国際社会は完全に履行していく必要がある。同時 に日本政府は、強固な日米同盟を背景に、韓国や中国などと緊密に協議するなど、冷静に外交力を発揮していくことが極めて重要である。

  また政府においては、警戒監視、情報収集を続け、国民の安全確保と、迅速か つ正確な情報提供に万全を尽くしてもらいたい。特に、Jアラートの発信や避難 誘導のあり方について、より実効性ある対応がなされるよう政府の一層の取り組 みを求めたい。

以上