民進党は12日夕、第7回党全国青年委員会役員会を党本部で開き、大塚耕平代表、増子輝彦幹事長が全国11ブロックの役員らと意見交換を行った。

 青年委員会事務局長の田辺一城(たなべ・かずき)福岡県議は冒頭のあいさつで、「私たち全国青年委員会は、全国11ブロック、47都道府県の青年組織を束ね意思疎通を図ってきた。今後もこのネットワークを崩してはいけないという意見が全国の大勢だ」「われわれはボトムアップ型の運営に心がけており、こうして一つの方向性に集約していくということをやってきた。このような活動の一つの結実が、先日の第12回全国マニフェスト大賞で最優秀政策提言賞を受賞した『日比プラン(骨髄ドナー登録推進プラン)』だ」「全国各地で一斉に同じ政策運動を展開できること、意思を共有できることがわれわれ民進党全国青年委員会の強みだ」と活動を紹介。「この組織を維持・存続していくということはわれわれの共通したことだと言える。今日はさまざまな意見を聞いていただいて、有意義な時間になればいいと思っている」と述べた。

 大塚代表はあいさつで、「10月31日付で代表に就任させていただいた。国政選挙の影響で皆さんにご迷惑をかけたことをおわび申し上げる。しかし、政治に終わりはない。私たち民進党は、ボトムアップ型の新しい民進党としてどのように再生していくかの取り組みが始まったばかりだ。皆さんの協力をいただいて、この混乱を乗り越え、統一自治体選やさまざまな直面する課題に向き合っていきたい。皆さんの英知を結集していただき、この状況を乗り切り、日本に民主的な手続きで、民主的な組織を運営し、そしてより民主主義的に資するような政治を目指す固まりとして、しっかり行動をしていきたい」と表明した。

 増子幹事長は、「私は、青年が動くとき世の中が変わるということを若い時から考えていた。この民進党に青年委員会が厳然として頑張ってくれている。いま田辺事務局長から、『存続する』という力強い決意をいただいたことにうれしく思っている」「私は大塚代表の下で弁慶の役をやり、皆さんの思いをしっかりと受け止めていきたい。そして国民の声を聴きながら、この政党の政治のイノベーションを果たしていきたい。時代の流れは大変早く、わが党を取り巻く環境は極めて厳しいものがあるが、大塚代表を先頭に、皆さんと一緒に、この厳しい環境にある民進党が日本の政治を変えていく」と話し、その原動力として青年委員会の意見や要望を聞かせてほしいとあいさつした。

 会議では各参加者から、それぞれのブロック、各都道府県の現状の報告や、「党本部のサポートが必要」「今後の方向性を示してほしい」といった要望などが出された。大塚代表は、「今後はPI(ポリティカルイノベーション)を追求していかなくてはならない」などと述べ、増子幹事長とともに、出された意見にしっかりと耳を傾け、丁寧に答えた。

 青年委員会の各ブロックからは北海道の平賀貴幸網走市議、東北の田中満青森県議、北関東の二川英俊栃木県議、南関東の中田学千葉県議、東京の石田慎吾品川区議、北信越の竹内竜也津幡町議、東海の田形誠静岡県議、近畿の田中松太郎滋賀県議、中国の部谷翔大山口市議、四国の前田強高知県議、沖縄・九州の田中慎介福岡市議が出席。また男女共同参画担当の山根史子埼玉県議、都議選支援担当の小田貴久相模原市議と中村延子中野区議、民進党大学担当の西沢圭太東京都議が出席した。