大塚耕平代表は17日午後、参院本会議で安倍晋三総理大臣が所信表明演説を行なった後に、党本部で記者団からの取材に応じた。

 大塚代表は所信表明演説を聞いた感想として、「もう少しきちっと内容のある所信を聞きたかった」と述べ、「総選挙が終わって政権を国民の皆さんから託されたのだから、ここは内容をしっかり詰めて、そして十分な時間をとってこれからの施政に対してどういうふうに当たるかということを述べるべきだった」と語った。

 週明けに大塚代表が行う代表質問についてどのようなことを質問したいかを問われると、「これから最長4年間政権運営に当たるわけだから、外交・内政の基本的認識を聞きたい。例えばアメリカ、北朝鮮、中国、これらの国にどういう考え方で外交交渉に臨んでいくのか。内政では経済政策について総理が基本的にどういう考えをお持ちか。こうした点をきっちり伺いたい」と説明した。