民進党は15日午前、基本政策検討本部(本部長=大塚耕平代表)の拡大検討会(共同座長=田辺一城福岡県議会議員・青年委員会委員長、同=岡野朱里子香川県議会議員・女性議員ネットワーク会議四国ブロック世話人)を党本部で開き、党の綱領や基本政策、党の在り方等について議論した。この会議には地方自治体議員フォーラム、政令指定都市政策協議会の役員も出席、各都道府県連はウェブ会議システムで参加した。

 大塚代表はあいさつで、「昨年12月26日の両院議員総会・全国幹事会・自治体議員団等役員合同会議で、『わが党の原点は国民生活の向上を目指すこと』を確認事項の第1として確認いただいた。それに伴い、わが党の綱領や政策という観点から再検証してみたいという声があり、皆さんの了解をいただいて、青年委員会と女性議員ネットワークの代表の方を座長として検討会を立ち上げさせていただいた」と、これまでの経過を述べた。その上で、「わが党にとって最も大切な地方組織の皆さん、とりわけ地方組織を守っていただいている自治体議員フォーラム、政令市政策協議会幹部の皆さんに、現時点での検討内容を説明し、皆さんの意見も反映させていただき、正式な検討本部会合に諮り、仮に綱領を見直すということであれば、国会議員も入った綱領検討委員会で対応させていただく」と今後の方向性について説明し、有意義な会議になるよう求めた。