党役員会見に関する基本的な方針について

増子輝彦幹事長記者会見

2018年1月15日(月)15時00分~15時27分
編集・発行/民進党役員室(項目ごとに編集しました)

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://www.youtube.com/watch?v=euGVE1PyrYM


■冒頭発言 ■質疑

■冒頭発言

○統一会派結成に関する希望の党との大筋合意について

【幹事長】
 定例の記者会見も久しぶりですので、きょうは皆さんに私からお話をさせていただきたいと思います。
 まず何よりも、けさ希望の党と私どもとの統一会派についての大筋合意がまとまりました。このことについて既に報道にもあるとおり、私どもとしては安倍政治に対峙しながらこの国会をしっかりと国民生活本位の政治に取り戻して、政権交代可能な状況をもう一度つくるために、まずは希望の党としっかりと国会での対応をともにしていきたいということで、今回の会派(結成の大筋合意)になったわけでございます。
 特に焦点は、1丁目1番地は「働き方改革」ということはもう言うまでもありません。働く者の立場に立って、しっかりと過労死を根絶できるような真の「働き方改革」についても、ともに力を合わせてやっていきたい。
 同時に、森友・加計問題についても、あるいは最近の行政の私物化や補助金の不正受給などの問題についても、いろいろとこの国会を通して、国民の皆さんにしっかりと私どもは説明責任と同時に党としての姿勢を明確に示していく。
 その時に、やはり一定の私ども固まりがなければ十分な対応ができないと思っておりますので、本来であれば3党一緒に統一会派ができることを私どもも模索してお願いしてまいりましたが、残念ながら立憲さんとはなかなかここが進んでおりませんでしたので、とりあえず希望の党さんとの先行した協議ということも立憲さんにお話ししながら今日まで進めてまいったわけであります。
 このことについては、それぞれ関係者の皆さんに大変なるご努力をいただいたことを、私ども大変感謝申し上げながら、所定の手続を踏んでこれから最終決定したいと思っております。
 現時点で、16日の13時から常任幹事会、17日の10時から両院議員総会、あわせて14時から全国幹事会・自治体議員団等役員合同会議、これらの手続を進めていきたい。そういうタイムスケジュールになっておりますので、皆様方にご報告申し上げさせていただきたいと思います。
 基本的にはこのような形でございますが、あわせて、先ほど申し上げた「働き方改革」についても、16日・あすに希望の党と「働き方改革」に関する政策協議をスタートさせることになっております。これについては、我が党は足立信也政調会長を中心として進めていくことになっておりますので、また皆さんにもご案内があると思います。
 先ほど申し上げたとおり、今国会の1丁目1番地は「働き方改革」ですから、しっかりとこのことに対応していかなければいけないと思っております。


■質疑

○統一会派結成に関する希望の党との大筋合意について(1)

【共同通信・小野塚記者】
 先ほどまで役員会をされていたかと思うが、そこで統一会派についてどういった意見が出たか、また、何を確認されたか。その点について伺いたい。

【幹事長】
 結論から申しますと、あすの常任幹事会で小川敏夫参議院会長もいろいろな意見を述べたいということでございました。
 執行役員会は決定機関ではございませんので、率直に今までの経緯も詳しくご説明を改めてさせていただきましたし、たまたま今回岡田克也常任顧問が欠席でありましたので、参議院の4人がそれぞれいろいろな形の中で今後の国会運営のあり方や、会派におけるさまざまな今後の問題点と思われる点や、いろいろなことを率直に2時間ほど話をさせていただきました。大変有意義な会であったと認識をしております。
 あした、そういう意味では、またいろいろとほかの常任幹事の皆さんからもご意見が出ることは当然のことだと思っておりますので、そういう意味できょうの4者における執行役員会はそのような観点からの話し合いでありました。

【共同通信・小野塚記者】
 確認だが、この4者のお話の中では、きょうの合意に関して了ということで確認されたのか。

【幹事長】
 これは基本的に、了というよりも、小川会長が常任幹事会でいろいろとお話ししたい点があるので、それを率直に述べさせてもらうということで、それは私達も当然のことですということにしたということです。

【共同通信・小野塚記者】
 小川参議院会長は、今回のこの文書の合意に関して、反対ということは明確に言われたのか。

【幹事長】
 反対というか、懸念することがあるのでそれを率直に申し上げたい、ということをおっしゃっていました。

【読売新聞・鈴木記者】
 今の関連で、「懸念」というのは何に対しての懸念ということか。

【幹事長】
 小川会長は、私どもが基本方針で主張してまいりました安保法制について、「違憲と指摘される部分を削除すること」を求めということを、我々の主張はきちっと通したわけですが、ここについてもう少し具体的な中身が必要ではないのかということをおっしゃっておられました

【読売新聞・鈴木記者】
 それは、違憲とされる部分が何かというのを示したほうがいい、ということか。

【幹事長】
 そのとおりです。この文書の中でね。

【「FACTA」・宮嶋記者】
 「無所属の会」の岡田先生がきょうおられなかったのは何か事情があるのかということと、それからこれは大塚先生・増子先生、大変な豪腕だと私は思う。非常に電光石火だと。ずっと見ていて、これほどのスピード感はないが、これは弾みがついたのはどの辺からなのか。やはり3日に向こうに行かれたり。どの辺でこのスピード感になったのか。その電光石火の剛腕の部分を少し伺いたい。

【幹事長】
 まず岡田常任顧問の欠席は、ご地元の日程がどうしてもあって、それを優先すると。
 同時に、今回のこの大筋合意の政策・理念等の中身について、岡田代表もかかわってまいりましたので、自分としては、十分自分の考え方をそこに取り入れてもらったということで、一任するということを大塚代表が受けたそうですから、そういう意味では今回は欠席していきたいということで大塚代表に正式な話があったということでございます。
 それから、今の電光石火と。逆に、私達は時間を丁寧にかけてきたなと思っているのです。全く拙速を避けるということを私たちは心がけてまいりました。これは両院議員、あるいは地方の議員の皆さんにも、組織の皆さんにも、丁寧にしっかりと時間をかけて熟議をしながら進めていきたいということでやってまいりましたので、電光石火というよりも、むしろある意味では時間がかかり過ぎたのかなと思っているくらいなので、電光石火ということが適当かどうか、ちょっと私もわかりませんが。
 いずれにしても、この国会に私達がどういうスタンスで臨むかということは極めて大きなことでございますから、冒頭に申し上げたとおり、一強安倍政治に対峙していくということ、そしてやはり安倍政治の暴走を食い止めるために、あるいはこれから「働き方改革」、あるいは憲法の議論ということもあれば、どうしても大きな固まりが必要だと。それが3党による、この統一会派の結成ということを私たちは申し入れさせていただいたわけです。
 丁寧に丁寧にやってきたつもりですので、いつから加速がついたかというよりは、むしろ丁寧にやってきて機が熟したという形の中で、今回このような形になったと。
 ただ、これはあくまでも理念・政策の中身の大筋合意でありますから、統一会派を結成するという合意はこれからそれぞれの所定の手続を踏んで決定をして合意をするということになってまいります。

【NHK・稲田記者】
 小川参院会長のほうから、違憲部分が何であるか明確にしたほうがよいのではないかという声があったということだが、きょう両党間で交わした合意文書というものを、さらに手を加える余地というのはあるのか。

【幹事長】
 基本的にはありません。
 これはもう先ほど申し上げたとおり関係者が、当初、我々2幹2国、政調会長も入り、そして正式ではありませんがさまざまな方々がかかわってまいりました。その上で詰めたものでありますので、これで私どもは変えることはありません。これが政策・理念等の最終的な合意の中身だというふうに認識をしていますし、そのように決定をさせていただいたわけですから、これが変わることはありません。

【NHK・稲田記者】
 小川参院会長の場合はこれまでも、民進党が離れ離れになった経緯からしても、希望の党よりも立憲と先にやるべきだという主張をしていたと思うが、きょうの執行役員でもそういう話はされたか。

【幹事長】
 これは当然、小川会長は立憲とやることが先のほうがいいのではないかと従来から主張してまいりましたので、それについて私どもも今までの経過をご説明申し上げました。
 その上で、私どもとしては、最終的に希望との会派(結成)行為が決定した後でも、引き続き私のほうでしっかりと立憲さんにも会派の呼びかけを継続させていただくということをご説明させていただきました。

【NHK・稲田記者】
 納得されたか。

【幹事長】
 納得というか、話は理解していただいたのではないでしょうか。

【朝日新聞・岡本記者】
 今後の会派運営に当たっての問題点だとか懸念を率直に話されたということだが、具体的にどういった問題点・懸念が出たのか伺いたい。きょう出席された4人がいろいろと今後の問題点とか懸念されることを率直に話したとおっしゃっていたが。

【幹事長】
 今後のことについては、あくまでも手続にのっとってこれを進めていくということ自体は全く問題ありませんから。それは両院議員総会、あるいは常幹、それぞれの立場立場でご意見を皆さんからいただいて決定していくことになっていくと思いますから、この手続については何の懸念も、あるいは注文もありませんでした。

【朝日新聞・岡本記者】
 役員会できょう何が話し合われたかという質問に対して、岡田さんがたまたま欠席されて、参院の4人がこれからのことを、その問題点とかを率直に話しましたと幹事長が説明されたように私には聞こえたが。

【幹事長】
 説明が悪かったのかもしれませんが、この合意についてのいろいろな意見交換をした中で、小川会長からは、少し懸念されるところもあるので常任幹事会でそのことを指摘したいというお考えがありました、と申し上げました。
 さらに今後の参議院の運営のあり方、あるいは衆参の国会運営のあり方についての意見交換があったということです。それについて、やはりしっかりと国会運営をしていかなければいけないという考え方は、私たちと意見交換をしたということです。

【フリーランス・堀田記者】
 ご案内しますということだが、案内されていなかったので、きょうの会談があるということは知っていたが、あんなに早く行われるとは思わなかった。
 かつての民由合併の時、キャピタル東急ホテルでやったように、きちんとした紙を書いて、代表・幹事長の2人ずつがカメラマンの前に立つということはあり得るのか。

【幹事長】
 これは両党とも手続を踏まえて決定した段階で、最終的には代表同士がきちっと署名をして会派の決定をするという手続になりますから、当然そういう場面は出てまいります。

【フリーランス・堀田記者】
 その時は案内してください。

【幹事長】
 もちろん、案内します。

【TBS・牧野記者】
 先ほど2時間余りにわたって、参議院の運営のあり方とか衆参の国会運営のあり方を意見交換したということだが、具体的にどのような意見が出たのか。小川さんの意見以外に幾つかご紹介いただきたい。

【幹事長】
 具体的には、やはり私どもとしては基本的に今後の国会運営は与党の数の力によって与党の言いなりになるような体制は避けるべきだと。そのためにも、やはりしっかりとした野党第1党の衆参で取るということが当然必要ですよね、というような話し合いも行われました。
 さらに、今後立憲さんと我々の関係がどういうふうになっていくかということについても、先ほど申し上げたとおり、今後とも引き続き私のほうとしては立憲さんにも一緒にやっていくようなお願いを継続していきたいという話もさせていただきました。
 今後の、参議院からの離党された方々の会派の問題等もあります。
 さらに、できれば衆参ともにそれぞれの常任委員会の筆頭理事を取ることが必要ですよねとか、今は残念ながら私どもの会派は「無所属の会」という名前で、数が足りませんのでオブザーバーの扱いでしかありません。そういう意味では私ども14名の「無所属の会」メンバーの多くの方々は大変経験豊かですし、希望の党の皆さんも大変優秀な方が多いので、力を合わせてそういうものができればいいですねというような話とか、いろいろ率直に意見交換をさせていただきました。

【共同通信・小野塚記者】
 1点確認だが、小川会長はきょうの役員会の中で、立民と先に統一会派を模索するべきだという意見はおっしゃったのか。

【幹事長】
 おっしゃいました。

○野党の連係について(1)

【共同通信・小野塚記者】
 野党共闘についてだが、共産党は希望との野党共闘には否定的だが、今回、希望との統一会派を組むことによって、今後の野党共闘にちょっと大丈夫なのかなという懸念があるが、その点についてはどのようにお考えか。

【幹事長】
 基本的に、私どもは共産党さんと会派を組む考えはございません。だから共産党さんが入ってくるという会派は考えておりません。
 共産党さんからは正式に、先日、私に小池書記長から、ぜひ政策対話をお願いしたいという申し入れがありましたから、それはそれとして承りましたと。しかし物によっては政策対話の中で合意するものばかりではありませんので、そこは十分ご理解をいただきたいという話を申し上げておきまして、野党共闘の中で必要とあればそれはやるものもあるでしょうということも申し上げておきました。野党共闘、全ての野党が一緒になるということはあり得ませんよねという話も申し上げておきました。

○統一会派結成に関する希望の党との大筋合意について(2)

【NHK・稲田記者】
 小川参院会長はあした常幹でも意見を言わせてもらうということだったが、会長の口から、党として決まれば従うと、今後もみんなと一緒にやっていくという趣旨の話はあったか。

【幹事長】
 そういう話を私たちはいたしておりません。

【朝日新聞・岡本記者】
 けさの合意について確認したいが、この統一会派が成った場合、例えば党議拘束が絶対かかるような、「ちゃんとした」と言ったらあれだが、そういう会派にするということで合意したのか。物によっては両党で対応が分かれることもあるような、多少緩やかな会派のようなイメージでされるのか。どちらなのか伺いたい。

【幹事長】
 これはきょう皆さんにお示しした案の中にも書いてあるとおり、「会派運営」という項目があります。ここに書いてあるとおり、「多様な意見が存在することを是とし、議員間で活発かつ丁寧な議論を行い、会派としての結論と対応を決定する手続きを定める」と。
 ですから物によっては党議拘束をかけるもの、例えば首班指名とか、あるいは予算とかはあると思います。それ以外についてはそれぞれの党で判断をして、その上で党議拘束はそれぞれでかけるか、あるいはかけないか、さまざまなケースが出てくると思いますので、そういう意味では極めて常識的な範囲内の緩やかな会派の運営になっていくのだろうと思っています。

【朝日新聞・岡本記者】
 安保法制の部分だが、いずれにしても民進党として現行の法律は容認した上で、必要な部分のみ変えるのであれば変えるという方向を是としたということでいいのか。

【幹事長】
 私どもとしては、安保法制等については反対をしたという経緯があります。しかし現実に成立をして溶け込んでしまっているという現実もあるわけですから、今後は違憲の部分をしっかりと私どもとしても指摘する部分があれば、当然それらについては削除することを含めて必要な見直しをするということの考えに立ちますので、これは現時点の中ではそのことも、今後の方向性としては見直しすることもあり得るというのは当然のことだと思います。

【朝日新聞・岡本記者】
 見直すだけで、法律は。

【幹事長】
 法律は、それに対しての法律を今後はよく検討しながら、必要であれば当然つくることもあるだろうし、ということになると思います。

○中村喜四郎議員の「無所属の会」会派入りについて

【フリーランス・堀田記者】
 両院議員総会を開くということだが、そこに中村喜四郎さんは出席するのか。

【幹事長】
 両院議員総会は党籍を持つ方ですので。中村喜四郎先生は「無所属の会」の会派にお入りになりましたが、民進党の党籍は持っておりませんので、出席はしません。
 両院議員総会は、党籍を持つ者のみですので、党籍のない方は。会派と党は別ですので。あくまでも中村喜四郎先生は今回「無所属の会」という会派に入ったということですから、党に入党したわけではありませんので、両院議員総会には出席はいたしません。

○統一会派結成に関する希望の党との大筋合意について(3)

【フリーランス・堀田記者】
 民進党籍がある衆議院議員、「無所属の会」と、それから「無所属の会」に入っていない民進党籍がある、重徳さんとかがいる。これで会派となった場合、ある意味で、どういう結果になるのか。

【幹事長】
 これは私どももぜひ、会派になった際には、最終的にこれが決定をされたならば、ぜひ会派にお入りいただきたいというお願いは当然しますし、入っていただくことが好ましいという考え方を持っています。
 最終的にはご本人の判断になろうかと思いますが、せっかく新しいそういう会派ができるならばご参加をいただきたいと、そういうふうに思っています。

○野党の連携について(2)

【共同通信・小野塚記者】
 先ほどの野党共闘のことだが、共産党は、会派に入るという意味ではなくて、野党共闘に関して「希望とは」と言っている中で、今回希望とはできるが、立民以外の共産党や自由党、ほかの野党もあるわけだが、その党も含めた野党共闘というのは今後も可能だとお考えか。それとも、もうしないでいいということか。

【幹事長】
 それは案件、ケース・バイ・ケースによっては可能でしょう。いわゆる野党6党という形のケースもあり得ると思いますし、そうでない場合もあると思います。それはその時その時によって決まると思います。

【共同通信・小野塚記者】
 選挙の対応に関しても、共産党は希望の党とはなかなか難しいと思うが、今後、参院選における野党共闘に関しても可能であるとお考えか。

【幹事長】
 選挙はまだこの先の話ですが、基本的な考え方としては、私たちはやはり自公に対峙するためには野党が共闘することが好ましいと。
 ただ、共産党さんとの関係というのは極めてデリケートな部分があります。これは私の私見、個人的な考え、党としては何の決定もしていませんが、私は地域事情によっては共産党さんとの連携も当然あってしかるべきだというふうに思っています。
 ただ、公式的に共産党さんを含めての選挙協力ということを今ここで私ども決定もいたしておりませんし、まだ議論もしていませんので、将来の課題としてどうするかを当然決める時期が来ると思います。
 言えることは、野党がバラバラでは勝てないということも事実でありますので、できるだけそういう面での野党協力を模索していくのは当然のことだと思っています。

○統一会派結成に関する希望の党との大筋合意について(4)

【「FACTA」・宮嶋記者】
 熟議に熟議を尽くしたわけで、あした以降のは一応議決機関であるけれども、もうこれはやはり最終的には多数決で執行部としては決めると。そういうことでよろしいか。また戻ってくるような橋というのがあるのか。

【幹事長】
 決定方法は、それは多数決という方法もあろうかと思いますが、できれは私どもは全員一致で決めていくことが好ましいので、最大限その努力をしていきたいということです。

【読売新聞・鈴木記者】
 小川さんの発言で、違憲と指摘される部分を書き込むべきという意見があったと。それに対して増子幹事長は、この文書は合意されているので、特に見直す考えはないとおっしゃっているが、そうすると、この部分に小川さんの言っていることは取り入れないと理解してよろしいか。

【幹事長】
それは、この文書の中には取り入れないということであって、今後の議論の中では当然そういう文言が入らなくとも、これについては議論をしながら見直しをしていくということもあるかもしれませんが、この文書には書き込まないということです。