大塚耕平代表は14日、昨年12月7日に米軍普天間基地所属ヘリからとみられる部品落下事故があった沖縄県宜野湾市にある普天間バプテスト教会付属緑ヶ丘保育園父母会の母親らと国会内で面談し、「私たちの上を飛ばないで」という嘆願を受けるとともに、事故究明、保育園上空の飛行禁止などを求める要望を受けた。

 母親らは、「米軍ヘリからとみられる部品落下事故が起きた。今回子どもたちにけがはなかったが、けが人がいないから良かったでは済まない」などと述べ、(1)事故原因究明と再発防止(2)原因究明までの飛行禁止(3)普天間基地に離発着する米軍ヘリの保育園上空の飛行禁止――の3点を要望。このような事故が2度と起こらないよう、米国と米軍に対し強く求めてほしいと要請した。

 大塚代表は、要請のために東京まで出向いた母親らの活動に活動に敬意を表した上で、「重く受け止めさせていただく。基地の状況はよく理解している。この問題は党派は関係ない。できることにはきちんと対応させていただく」と答えた。

PDF「沖縄県宜野湾市緑ヶ丘保育園父母会からの嘆願書」沖縄県宜野湾市緑ヶ丘保育園父母会からの嘆願書