民進党は26日、政務調整会議を党本部で開いた。

 2018年度予算に対しては反対することを決定した。また、組み替え動議について了承した。これは民進党が中心となって取りまとめてきたものであり、国会の審議日程などの条件が整えば、野党共同で衆院に提出することになる。

 政府が提出した所得税法等の一部を改正する法律案、国際観光旅客税法、地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案の4法案については反対することを決定した。

 充実した職業生活を営むことができる働き方の実現及び健全な事業活動の促進に資するためのワークルール教育の推進に関する法律案(ワークルール教育推進法案)を議員立法として了承した。この法案は超党派の議員連盟で民進党が中心となって法制化を進めてきたもので、委員長提案も含めて与野党で提出を目指すことになる。

  また、3本の議員立法について登録を行った。登録された法案は次の通り。

  • 生活保護法等の一部を改正する法律案(子どもの生活底上げ法案)
  • 健康増進法の一部を改正する法律案(受動喫煙防止対策の強化) 
  • 性暴力被害者支援法案

 これら法案については、今後、法案化作業を進め、審査を行うこととなる。