民進党は13日、ブロック代表幹事・自治体議員団等役員と執行部との懇談会を都内で開いた。懇談会では12日の新党協議会で示された綱領骨子案や基本政策骨子案、組織・規約・選挙に関する提言のたたき台を地方組織幹部や自治体議員に示し、検討会メンバーの小林正夫、桜井充両参院議員も含めて意見交換を行った。

 大塚耕平代表はあいさつで、16日まで新党に関する意見を募ったうえで、来週に党内で協議を進める日程を説明し、「可能な限り全員が一丸となって新しい党に結集していただきたい」と呼びかけた。そのうえで、「2月4日の党大会で承認していただいた、できる限り早期に中道的な新しい党を作る方針は変わっていない。できる限り早期に結論に到達して、新しい形で国会そして各地の自治体議会での論戦に臨んでいきたい」と意気込みを語った。

 続いてあいさつした増子輝彦幹事長は今の国会情勢について、「国民の皆さんの不満と不信は頂点に達している。いったい日本の政治はどうなっている。安倍政権に代わる選択肢がないではないか」と危機感を示し、「私たちは一日も早く、安倍政権に代わる新しい選択肢を国民の皆さんに示さなければならない」と訴えた。