民主党と維新の党は1日、第1回目となる新党協議会を国会内で開いた。民主党からは岡田代表、枝野幹事長をはじめ、協議会の下に設置された「綱領・政策検討チーム」のメンバーとなる長妻代表代行、細野政策調査会長、西村智奈美副幹事長、「党名チーム」のメンバーとなる赤松広隆最高顧問、福山哲郎幹事長代理が出席した。

 協議会終了後、枝野幹事長が記者団の取材に応じ、会の冒頭、岡田代表から「1つのボートにみんなで乗ったのだから、このボートをいかに大きくして自公政権に立ち向かっていくか、ということに向けて頑張っていこう」などのあいさつがあったと紹介した。

 その上で、本日の協議会では、上記2つの検討チームの設置を確認し、「3月中に新党結成を目指す」とした両党の合意に従い、(1)来週中には両チームからそれぞれの案を報告してもらうこと(2)それらの案を新党協議会で協議、成案を得た上で各党での党内手続きに付すこと――を確認したと述べた。

 さらに、チームが設置されていない党規約・規則・組織・財務等の党務の統合については、事務局間で検討作業を進め、政治判断が必要なものについては幹事長間で協議し、協議の結果を新党協議会に報告すること、結党大会は3月27日(日)に開催することも確認したという。