民主党と維新の党は8日、第2回目となる新党協議会を国会内で開催。協議会の下に設置された「党名検討チーム」「綱領・政策検討チーム」それぞれから中間報告を受けた。

 冒頭、岡田克也代表は、これまでの公式・非公式の協議の積み重ねに謝意を述べたうえで、「それぞれの検討状況を聞いて、しっかり結論を出していきたい」とあいさつした。

 協議会終了後、枝野幹事長が記者団に次の通り説明した。

 党名検討チームからは、新党名の募集を実施するに至った経緯と、約2万という応募総数やその男女比、年齢別の構成等について説明があり、これらも参考にしながら、両党それぞれ1、2つ程度に絞り込んだ案を持ち寄って10日に次回の検討チーム会合を開くとの中間報告を了承した。

 綱領・政策検討チームからは、チームとしてまとめた案(下記ダウンロード参照)の説明があり、これをもって両党それぞれ党内で内容を精査、議論したうえで、できれば来週中には最終確認をしたいとの中間報告があり、これも了承した。同チームからは、昨年12月に確認した両党の基本的政策合意についても、基本的に新党結成以後も引き継がれることを確認したとの報告があった。

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