民主党は22日、都道府県連の幹事長等の参加を得て全国幹事長会議を党本部で開いた。岡田克也代表のあいさつの後、枝野幸男幹事長が民主党と維新の党の新党協議会でこれまでに合意した新党の名称案、綱領案、規約案などを説明し、質疑応答を行った。

 岡田代表はあいさつの中で、これらの案について「今後両院議員総会で正式に決めていく必要があるが、その前に都道府県連の意見を聞かせていただきたい。新党に向けて非常に大事なステップだ」と述べ、活発な意見交換を求めた。枝野幹事長は、新党結党大会翌日の3月28日から衆院北海道5区補選・同京都3区補選告示前日の4月11日までを「民進党はじまる」という第1次キャンペンーン期間に設定し、全国で新党名のPRを図ろうと提案した。

 23の道府県連の幹事長らから発言があり新党綱領案をめぐる議論の経緯、地方組織の統合の手順、夏の参院選など国政選挙に向けたマニフェスト策定に当たっての考え方などについて質問や意見が出された。