民進、共産、生活、社民の野党4党の党首が19日午前、国会内で会談し、内閣不信任決議案を共同で提出することを検討していくことなどを確認した。

 岡田克也代表は会談後、(1)来年4月からの消費税10%への引き上げに反対する。その他の共通政策について一致点を確認し、積み重ねていく(2)参院1人区の全てで野党統一候補を実現するとともに、その勝利のため全力を挙げる(3)衆院選挙について、できる限りの協力を行うこととし、その具体化を加速する(4)内閣不信任決議案を共同で提出することを検討していく――の4点を合意したと報告。衆院選挙での協力に向けた具体化については幹事長レベル、内閣不信任決議案の提出は国対ベースでよく話し合っていくことになるだろうと述べた。

 会談には枝野幸男幹事長も同席した。