岡田克也代表は25日夕、神奈川県横浜市内で記者団の取材に応じた。

 神奈川県内を回っての手ごたえ、情勢判断を聞かれた岡田代表は、「熱心に聞いていただいた方が多かった。手ごたえは十分です。基本的に3人区以上は複数候補者を立てる。党本部として全力で2人当選を目指して頑張る」と答えた。

 神奈川県選挙区の位置付けについては、「今回しっかりと候補者擁立が進んだので、選挙区で勝利できるよう結果を出していきたい」と述べた。

 衆参同日選が見送られる可能性があるとの報道について岡田代表は、「この時期、いろいろなことをいろいろな人が言う。どれ一つとして根拠があるわけではなく、伝聞や思惑がからむ。そのまま受け取るということにはならない」と指摘した。

 被選挙権年齢の引き下げを聞かれ、「欧米の多くの国で、これだけ被選挙権が高い国は少ない。ただし、わが国でいきなり18歳ではいろいろな議論がある。そこで衆参国会議員、首長の被選挙権をそれぞれ5歳引き下げるということになった。被選挙権を25歳とか30歳にしている理由が、私は見当たらないと思う。選ぶ選ばないは有権者が決めること。選挙に出ることすらできないということは本来おかしいこと」と述べた。