民進、共産、生活、社民の野党4党と参院会派・沖縄の風の党首らが23日午前、国会内で会談し、26日に始まる臨時国会での連携を確認した。

 自身の代表就任後初めての野党党首会談について蓮舫代表は「来週から始まる臨時国会では力強い連携を取り、今の政権の間違っているところは徹底的に国民の皆さま方に国会論戦を通じて明らかにしていく。私の方からは提案型という形をさせていただくのでご協力をお願いした」と記者団に説明。協力のあり方としては、「5月19日の党首間合意を踏襲してもう一度向き合っていこうという話をさせていただいた。国会内外を含めて連携が取れることがあるのか、これから具現化を図っていこうという話し合いになった」などと述べた。

 臨時国会での対応については、(1)安全保障法制の廃止(2)アベノミクスによる格差の拡大、社会の歪みの是正(3)憲法改正に急速に進もうとするような動きは納得できない(4)今回のTPP(環太平洋経済連携)に反対――は合意しているとした。

 会談には安住淳代表代行が同席した。