蓮舫代表は11日、参院本会議で2016年度第2次補正予算が可決・成立したことについて記者団の取材に応じた。

 同補正予算について蓮舫代表は「今なお反対だ。借金に頼って大型公共事業に傾倒している。夏の終わりに相次いだ台風・大雨災害による被害に対する予算は1円も計上されていない。その割には19年後の工事を8年前倒しして11年後に行うというリニア(新幹線)に財投を投じる。はるか彼方の未来への投資であって、今悩んでいる方たちへの予算措置がされていないことは、やはり『人への投資」を相当軽んじているので、反対だ」と明快に述べた。