蓮舫代表は17日午後、ティエリー・ダナ駐日フランス大使と党本部で会談した。

 冒頭、ダナ大使は蓮舫代表に民進党代表就任への祝意を表し、蓮舫代表は歓迎の意を述べた。

 大使は英国のEU離脱や米国大統領選挙の結果などを挙げ、戦後最大の変化を遂げている国際情勢を踏まえて、今後は信頼のおける国同士の関係が重要だと述べた。蓮舫代表は「自由、民主主義、法の下の自由を尊重する国との友好関係を継続していきたい」と強調した。

 藤田幸久ネクスト外務大臣はパリ同時多発テロ事件後の大使のご苦労をねぎらい、大使は連帯の強調に謝意を述べるとともに、改革の継続の重要性を訴えた。牧山ひろえ国際局長はフランスの多様な少子化支援メニューに感銘し、待機児童問題の解消の参考にしたいと、緒方林太郎国際局副局長は年金政策や長時間労働などについて説明した。両議員ともフランス語で大使と意見交換した。

 最後に民進党の重要政策について蓮舫代表は国民の声を生かした政策を反映していくと述べた。

ダナ駐日フランス大使との記念撮影

ダナ駐日フランス大使との記念撮影