与党が25日夕刻、衆院厚生労働委員会でいわゆる年金カット法案を強行採決した(写真上)ことについて、蓮舫代表は記者団の取材に応じた。

蓮舫代表

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 この中で蓮舫代表は、「とにかく安倍内閣は、強行、強行、また強行と。総理の思うがままに立法府は動くと勘違いをしているということがよく分かった。『こんなの何時間やったってしょうがない』というような発言までしていて、驚いた。総理としてどうなのか、本当に憤っている」と安倍総理の姿勢を厳しく批判した。

 過去の重要な年金関連法案についてはいずれも衆院で30時間程度審議した経緯があるのに対し、今回の年金カット法案の審議時間はまだ19時間。蓮舫代表は「19時間で国民の年金が3割カットされるリスクを誰が納得するのか。本当に今の政権のおごり、上から目線、『国民はどうせ分からない』という姿勢が、非常に残念だ」などと述べた。