民進、共産、自由、社民の野党4党の党首らが8日午前、国会内で会談した。

 会談後、記者団の取材に応じた蓮舫代表は、(1)当面の課題(2)次期総選挙における野党4党の協力――について提案し確認を求めたと述べた。

当面の課題について

  1. この間の党首会談の合意を尊重し、実行するために引き続き努力をする
  2. 安倍政権のもとでの憲法9条の改悪に反対をする
  3. 共謀罪廃案を目指し院の内外で共同して闘う
  4. 加計学園・森友学園疑惑の徹底究明のため全力を尽くす

 以上の点について、「4野党党首共に異論はなく、賛成をいただき確認をした」と述べた。

次期総選挙における野党4党の協力について

  • 次期総選挙は新しい区割りのもとで行われることになる
  • 安倍政権の打倒を目指して全力を挙げること
  • 民進党、日本共産党、自由党、社民党の野党4党は次期総選挙で出来る限りの協力を行うとの去年9月の合意に基づき、協議を加速させ、4野党が協力して候補者調整を行い、一致したところを順次発表する

 以上の点について、「他の3党の党首からも力強い賛同をいただいた」と述べた。

 また、「あと1週間あまりで会期末ということなので、内閣不信任決議案の提出も視野に、適時適切に国対委員長会談、幹事長書記局長会談、また4野党の党首会談も丁寧に行っていくことを確認した」と述べた。