民進党は8日午後、旧民主党最高顧問だった故・羽田孜元総理の羽田家との合同葬儀を東京・港区内の青山葬儀所で執り行った。

 葬儀委員長を務めた前原誠司代表は式辞で、「先生の歩みは、国民の幸せを願い、まっすぐに政治改革、政権交代が可能な2大政党制の実現に情熱を傾けた、政治家としてぶれない一貫した真摯(しんし)な姿勢であった」と哀悼の意を表した。

 喪主で故・羽田総理の妻である綏子さんは、「人のため故郷のため日本のためにと念じながら一生懸命だった」と故人をしのんだ。

 葬儀には多くの民進党議員やOBのほか、安倍総理、各党党首や幹部ら政界関係者をはじめ、約2千人が参列した。

式辞を読む前原誠司代表

式辞を読む前原誠司代表