民進党 政務調査会長 足立 信也


 本日(現地時間3月8日)、米国政府はトランプ大統領が金正恩朝鮮労働党委員長と 5月までに首脳会談を行うことを発表した。

 今回、韓国と北朝鮮の間で対話が行われ、北朝鮮が米国と対話の意欲を見せたこと は、問題解決の糸口となりうるものであり、米国がそれに応じる姿勢を見せたことを 率直に歓迎したい。また、韓国政府による仲介の努力に対しても評価する。

 一方で、北朝鮮はこれまで核開発放棄の合意を何度も反故にしてきた。重要なのは、 不可逆的で検証可能な非核化にむけた北朝鮮の具体的な行動である。それを引き出す ためにも、国際社会が一致団結して今後も圧力を維持する必要がある。

 日本政府はこれまで「対話のための対話では意味がない」と繰り返してきた。しか し、この局面においては、北朝鮮の真意を慎重に見極めつつ、意義のある対話が行わ れるよう米韓と緊密に連携していくことが特に重要になる。

 民進党としても、核・ミサイル・拉致問題の包括的な解決にむけ、国際社会と連携し てあらゆる努力を続けていきたい。

以上