「次の日本」は今より豊かで平和でありたい。誰もがそう願う未来に一歩でも近づくために、真摯（しんし）な努力を続ける健全な国会と政府をつくらなくてはなりません。
「今の日本」が直面している課題は山積しています。
少子高齢社会への対応、医療・介護・年金・雇用などの社会保障制度、次世代を育てる出産・保育・教育に関する政策制度、加速する技術革新や産業再編への対応、食料・エネルギーの確保、気候変動など地球規模の課題への対応、激変する国際情勢と安全保障環境など、枚挙に暇がありません。
それらの課題に真剣に向き合い、国民に適切かつ十分に情報を公開し、民主主義を重んじた熟議と手続きを経て、決断と実行を追求していかなくてはなりません。
「今の日本」は、そうした観点から懸念はないでしょうか。国会と政府は、課題に真剣に向き合っているでしょうか。国民に情報を十分に公開しているでしょうか。民主主義を重んじた熟議と手続きを経ているでしょうか。そしてまた、政府は国会が「国権の最高機関」であることを理解しているでしょうか。
いろいろな観点から懸念の多い「今の日本」。私たちは、次の世代が未来に希望を抱き、今の世代がより一層安心できる「次の日本」を目指し、全力を尽くさなくてはなりません。
民進党の機関紙「民進プレス」も、今まで以上に「今の日本」の課題と解決策、「次の日本」の姿、それらの実現に向けて国会や自治体議会で真摯に取り組む民進党の動きを、タイムリーにお伝えしていきます。
（民進プレス改題２３号 ２０１７年３月１７日号より）