国会&自治体議会等


衆院小選挙区区割り変更に伴う関連総支部連携への取り組み

愛知県6区・森本和義(もりもと・かずよし)、7区・山尾志桜里(やまお・しおり)両総支部長

愛知県6区・森本和義(もりもと・かずよし)、

7区・山尾志桜里(やまお・しおり)両総支部長

 6月9日に成立した改正公職選挙法により、衆院小選挙区の区割りが一部変更されることになりました。関連総支部の連携への取り組みを紹介します。

 愛知県第7区では瀬戸市の一部が6区へと区割りが変更され、現在、両総支部間の連携を進めています。
 6月30日には、同6区の森本和義総支部長と同7区の山尾志桜里総支部長が瀬戸市の伊藤保徳市長への表敬訪問や自治会回りを行い、山尾総支部長と同様に地域に根差した取り組みを行っていく旨を伝え、引き続きの関係強化をお願いしたいと求めました。
 2日には現7区の支援者集会を開き、山尾総支部長は「この瀬戸水野地区の一部が区割り変更の対象になり、本当に残念な思いでいます。この地区は夏祭りや敬老会など、事あるごとに足を運んだ思い入れのある地域。森本さんにバトンタッチで引き継ぐというよりは、森本、山尾の2人で皆さまの要望やご意見に対応していきます。1人が2人になったと思ってください。森本さんに言えば私にも伝わりますし、私に言えば森本さんにも伝わったと思ってください。これからも森本さんともどもよろしくお願いします」と語りました。
 森本6区総支部長は「国政の課題はもちろんのこと、この地域のさまざまな課題を皆さんからしっかりと受けとめ、山尾代議士とともに活動してまいります」と述べ、連携して取り組むことを強調しました。
 参加者からは「これまで山尾さんを応援してきたが、今回、森本さんとの新しい縁も生まれた。支援者全員の力を合わせて、2人を応援していきたい」といった声が寄せられました。

保護者の声を受け止め保育の質向上に努める

山本拓史(やまもと・ひろふみ)京都市会議員

山本拓史(やまもと・ひろふみ)京都市会議員

 京都市の待機児童は2014年度以来4年連続で国基準ゼロを達成していますが、潜在的待機児童は469人、申し込むことさえ諦めている家庭もある事実を見ると、保育所需要は満たされていないのが現実です。
 私が理事長を務めるNPO法人「エンゼルネット」は、15年間にわたり認可外保育施設として認可施設では対応し難い保育を積極的に実践してきましたが、今春、融通性のある認可外機能を残した上で、2カ所の認可小規模事業所を開設しました。
 保育ニーズと、行政の保育サービスのギャップや、土曜保育を利用しにくい園が存在する等、現場で直接聴く保護者の生の声をしっかりと受け止め、民進党の理念である「チルドレンファースト」を第一義に議会で積極的に提言し、京都の保育の質の向上に努めてまいります。

ライフワークの医療事故・児童福祉問題等取り上げる

厚生労働・原子力特別委員会 阿部知子(あべ・ともこ)議員

厚生労働・原子力特別委員会 阿部知子(あべ・ともこ)議員

 今国会は共謀罪の成立を許すなど歴史の汚点となる状況で終わりましたが、私は守備範囲である厚生労働委員会で長年ライフワークとして取り組む医療事故問題や、児童福祉法・児童虐待防止法改正で児童相談所の機能をさらに充実させるべく、視察や質問を重ねました。加えて党の待機児童問題プロジェクトチーム座長として保護者の参加のもとでヒアリングや視察を計10回実施し、それを受けて民進党案を取りまとめ、何よりも保育人材の確保と事故をなくすために保育の質の保障を提言しました。
 原子力特別委員会では、地震で被災し、そもそも液状化しやすい柏崎刈羽原発の再稼働は論外であると指摘し、早急な廃炉を求めました。

女性政治参画促すクオータ制導入へ 

国会審議不足補う県連企画 宮沢由佳(みやざわ・ゆか)参院議員

国会審議不足補う県連企画 

宮沢由佳(みやざわ・ゆか)参院議員

 政府・与党が共謀罪法案や森友、加計学園問題等について十分な説明責任を果たさず、あいまいな答弁によって多くの審議時間が費やされた結果、今国会は他の重要課題を議論する時間が削られ、政治分野で女性活躍を後押しするクオータ制の導入を図る重要法案が審議されませんでした。国や自治体は、多様な国民の意見、特に女性の意見をもっと活用し、国民のために充実した政策を打ち出す必要があります。
 そこで山梨県連は1日、女性の政治参画を促すため女性スクール「甲斐の国きらきらウーマン2017」を立ち上げました。全6回のスクールは現職女性議員の体験談や議会の傍聴、政治の専門家等の講演を聞いて意見交換ができるように、毎回ディスカッションの時間を設けています。

清掃ボランティアで政治への関心の輪を広げる

田中満(たなか・みつる)青森県議会議員 民進党青森県連青年女性委員長 

田中満(たなか・みつる)青森県議会議員

民進党青森県連青年女性委員長 

 青森県連青年女性委員会は6月4日、弘前城公園近くの水辺での清掃ボランティア活動を主催しました。地元の方々をはじめ、周辺市町村から総勢40人にご参加いただき、ごみ拾い、川清掃、草刈りなど、さまざまな作業をさせていただきました。青森県連の山内崇幹事長は地元でもあり、一緒に汗を流しました。
 若者の政治離れが叫ばれたりもしますが、こうした企画を通じて政治に関わっているわれわれ党県連メンバーと一緒に作業するなかで、政治を身近に感じてもらう機会になればと思い、毎年開催しております。
 初参加の方が、「議員さんって遠いところの人だと思っていたけど、意外と気さくで話しやすかった」と話されていたことが印象的でした。より多くの若者と接して民進党支持者の裾野を広げていきたいと思います。

(民進プレス改題27号 2017年7月21日号7面より)

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