民進党は党改革、党勢立て直しに向けて、党をあげて奮闘中です。そんな中、総選挙中も後も全国各地の自治体議員選挙で、揺るぎない決意と熱意に溢れる民進党所属議員・候補者が善戦・躍進を続けています。

 党が厳しい状況であるからこそ、堂々と民進党の旗を掲げて選挙に臨む姿勢に政党人としての誇りと清々しさを感じます。地道な日常活動で基盤を築き上げている自治体議員・候補者こそ、地域の政治の担い手であり、民進党、民主主義政治の宝と言えます。民進党公認の議員・候補者のみならず、民進党推薦の無所属議員・候補も奮闘し、当選を果たしています。

 一例を挙げれば、10月15日に行われた佐賀市議会議員選挙では、現職の山田誠一郎さん、山下伸二さんに加え、新人の久米勝也さんが民進党公認で立候補し、全員が当選しました。

 11月12日に行われた東京・葛飾区議会議員選挙では、民進党公認で戦った現職の川越誠一さんが4315票の得票で2位当選(2期目)。前回選挙時の2363票から2千票近く上回りました。現職の中村慶子さんも民進党公認で戦い、3597票を獲得して3期目の当選。中村さんも前回の2652票から1千票近く得票数を増やしました。

 このほか、10月1日以降、京都・長岡京市議選で当選した新人の宮小路康文さん、鳥取・倉吉市議の福井康夫さん、鳥取・北栄町議の津川俊仁さん、滋賀・野洲市議の山本剛さん、鳥取・三朝町議の藤井克孝さん、佐賀・鳥栖市議の下田寛さん、三重・津市議の桂三発さん、佐賀・小城市議選では現職の香月チエミさんと新人の谷田信二さん、東京・町田市議の佐藤和彦さんなど、民進党公認の仲間が当選しています。

 また、民主党・民進党に所属していた国会議員経験者の首長当選も続いています。楠田大蔵福岡・大宰府市長、大久保勉福岡・久留米市長、瑞慶覧長敏沖縄・南城市長、柴橋正直岐阜市長が続々と誕生し、民主主義を重んじ、透明性の高い市政を実現するべく、新たに地方行政の担い手となって活躍しています。

 来年の統一自治体議員選挙、参院選挙に向けて、中道的な新しい党を目指して歩を進める民進党。その基盤を形成し、政治の担い手として各地で存在感を維持・向上してくれている自治体議員、首長、候補者に敬意を表します。

 統一自治体議員選挙前の各地の自治体議員選挙でも、民進党所属の議員・候補者、民進党系無所属議員・候補者を全力で支援していきます。

民進党代表 大塚耕平


(民進プレス改題35号 2018年3月16日号1面より)

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